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2012年9月 日本科学者会議


 19総学は無事すべての予定を終了いたしました.集会に参加,発表していただいた皆様,ありがとうございました.また,開催にあたってお世話になった多くの皆様にも厚く御礼を申し上げます.


第19回総合学術研究集会を岡山で開催します.

【日時】2012年9月14日(金),15日(土),16日(日),17日(月・祝)

参加者の皆様へ「9月の岡山はとても暑いので,気楽な服装でお越し下さい。」
(会場へのアクセス詳細情報
【お願い】:当日は名札ホルダーを持参してください参考画像).
名刺サイズの名札はこちらで用意します.少量の販売は予定しています.

【分科会プログラム変更のお知らせ】
9/15(土)午後の分科会B2(会場C32)のプログラムを一部変更します。
1.14:30-15:00 岡田知弘:東日本大震災復興をめぐる二つの道
2.15:00-15:30 小山良太:福島県農業における放射能汚染問題と
              「風評」被害の構造
3.15:30-16:00 入谷貴夫:産業連関分析からみた地域経済の
              内発的発展の可能性
4.16:00-16:30 飯田克平:原子力災害と再生への過程
5.16:30-17:30 総合討論

【「市民団体との交流会」の発言、予告します。】 交流会に先立つ記念講演と特別講演のテーマに関連した市民の活動を紹介しあい、交流します。講演のテーマは、<エネルギー転換、脱原発、防災>です。 詳しくはこちら 。講演者のコメントもいただきます。
綱島不二雄(復旧復興支援みやぎ県民センター代表世話人):東北災害の復興
中里見博(福島原発訴訟の告訴団):福島原発訴訟の解説
古松国昭(備前市団体役員):岡山県日生の原発建設阻止の経験
山本謙治(大阪府茨木市住民):原子炉建設阻止の運動
栂崎一夫(おかやま環境ネットワーク):
   環境問題に関する活動のネットワークつくり
大友久典(笠岡市役所):自然エネルギー活用(バイオディーゼルの例)
塩飽敏史(みずしま財団):みずしま大気公害の経験
青亀壽宏(鳥取県琴浦町議会議員):防災・産廃建設阻止
伊原潔(岡山県労働会議):社会情勢や運動全般
【スケジュール概要】  会議のスケジュール詳細はこちら
9月14日(金)   基調講演,特別講演,ポスターセッション,各種交流会
9月15日(土)   分科会,マスターズレクチャー,
         ヤングサイエンティストレクチャー,懇親会
9月16日(日)   分科会,学内エクスカーション
9月17日(月・祝) エクスカーション (水島ツアー,笠岡諸島)

【会場】岡山大学津島キャンパス一般教育棟, 〒700-8530 岡山市北区津島中2-1

【参加費】 参加申込方法の詳細へのリンク
○事前参加登録(8月31日までに振込)
 参加費: 会員3,500円,非会員4,500円 院生・学生2,000円
 懇親会費:会員3,500円,非会員4,500円 院生・学生2,000円
○当日参加登録(事前登録締切日以降の申込者,予稿集代含む)
 参加費: 会員4,000円,非会員5,000円 院生・学生2,000円
 懇親会費:会員4,000円,非会員5,000円 院生・学生2,000円
○1日券: 一般2,000円,院生・学生1,000円(予稿集代別)
○予稿集(販売価格) 2,000円


テーマ: 「持続可能な社会への変革をともに」
 2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故は、かつてない苦難を多くの人々に強いているだけではなく、すべての分野の科学者に、自己の学問の意義と社会的責任の在り方をあらためて問いかけている。
 こうした中で、日本科学者会議第19回総合学術研究集会は、「持続可能な社会への変革をともに」をメインテーマにかかげて開催される。1987年の「環境と開発に関する世界委員会」(ブルントラント委員会)が、「持続可能な発展」(sustainable development)を「将来世代の欲求を満たしつつ、現在世代の欲求も満たすような発展」と定義して以来、それは、その後の環境問題解決の前進にとって大きな役割を果たしてきた。と同時に、それは、「持続的経済成長」や「持続的開発」の隠れ蓑として使われてきたことも間違いない。日本科学者会議は、そうした両面を批判的に検証し、これまでも「持続可能な社会(sustainable society)」を掲げて研究活動を積み重ねてきている。
 ところが、3. 11以降の、菅内閣の「復興基本法」(2011.6.20成立)や野田内閣の「基本方針」(9.2閣議決定)をみても、民主党政権の「持続可能な発展」とは、「持続的経済成長」や「持続的開発」、すなわち「新成長戦略」路線の具体化でしかない。
 とくに、原子力発電所は、大量生産・大量消費社会のエネルギー源として地球環境問題の一端を成し、またそれ自体制御不能でかつ軍事転用可能な技術であるという点で、人類存続にとってますます危険な性格を露呈している。人類は自らの存続のために、自然に働きかけて、資源を社会過程に取り入れ、膨大な廃棄物を排出している。そのバランスの崩壊が危機的状況を呈しており、原発問題はその象徴である。
 こうして、日本科学者会議がこれまで追究してきた「持続可能な社会」の構想を、限られた分野の科学者だけではなく、いまやすべての分野の科学者の総力をあげて具体化することが求められている。その作業は、現代社会の在り方を深刻にかつ批判的に問い直すこと、すなわち、変革へと方向が定められたものとなるはずであり、また、市民と共にするものでなければならない。
 日本科学者会議第19回総合学術研究集会が、「持続可能な社会」の概念と内容を深め変革への道筋を明らかにするとともに、その実践を共にする幅広い連帯の展望を見出すことを期待したい。(2012年1月16日)

19総学ポスター
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実行組織
実行委員長 稲垣賢二(岡山大学、岡山支部全国幹事)
副実行委員長 青山勲(岡山支部代表幹事)、小畑隆資(岡山支部代表幹事)
       白井浩子(岡山支部代表幹事)、山口和秀(岡山支部代表幹事)


【お知らせ】
○当日は名札ホルダーを持参してください(参考画像.名刺サイズの名札は用意します.少量の販売は予定しています.)
第4サーキュラーをアップしました.(2012/08/10)
第3サーキュラーをアップしました.(2012/07/10)
ポスターセッションの〆切を延長しました.
エクスカーションの受付を開始しました.
○コーディネータの皆様への案内を左メニュ「コーディネータ」に掲載しました.
【分科会コーディネータ,スケジュールの要約】
 【分科会プログラムの決定】
 6/1 講演者申込〆切,講演者からコーディネーターへ
 6/10 コーディネータ:プログラム〆切,コーディネーターから実行委員会へ
 【講演要旨のとりまとめと提出】
 6/22 講演者:要旨原稿〆切,講演者からコーディネーターへ
 7/6 コーディネータ:要旨原稿〆切,実行委員会へ
○19総学は秋の連休中に開催されます.ホテルの予約はお早めに.(2012/04/25)
講演申込方法をアップしました.(2012/04/16)
予稿集への広告掲載のお願い.(2012/04/16)
第2サーキュラーをアップしました.(2012/04/16)
○分科会の公募を締め切りました.(2012/02/10)
 多数の分科会提案ありがとうございました.


JSA若手「夏の学校」2012 in 岡山
〜東日本大震災後の私たちの学問と社会運動〜
第19回総合学術研究集会に併設してJSA若手「夏の学校」2012 in 岡山を開催します.
開催の概要は次の通り.
第19回総合学術研究集会 開催概要
日時:2012年9月14日(金)〜16日(日)
場所:岡山大学津島キャンパス一般教育棟
   (〒700-8530 岡山市北区津島中2-1)
宿泊先 ピュアリティまきび(〒700-0907 岡山市北区下石井2-6-41)
参加費 約1万5千円
JSA若手「夏の学校」2012 in 岡山の1st Circular はこちら


日本科学者会議第19回総合学術研究集会実行委員会
〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-15 茶州ビル9階
phone:(03)3812-1472, FAX(03)3813-2363
email: renraku@ml.19sougaku.jp
(メールを送る場合は@を半角英数の@に換えてください)